イエス・キリスト   ACIMとは   目次 
イエスキリスト著作のACIM(奇跡講座/奇跡のコース)解説など

イエス・キリストからの衝撃的なアドバイス

「ハイヤーセルフ」

Raj Gathering
質問者:コミュニケーションの相手としては、自分の一部であるハイヤーセルフでもいいでしょうか。それとも自分の一部でない聖霊やガイドのほうがいいでしょうか。

ラージュ(=イエス・キリスト):ああ、(かも)(ねぎ)をしょってきたような質問だ。

この夢《=此の世》、すなわちこの幻想の経験は、ことごとく父から分離した結果だ。これこそ組むことが目覚めに不可欠である理由だ。

あなたたち一人一人に言えることなんだけど、初めての相手をハイヤーセルフにしないほうがいい。あなた自身以外の個人性にしたほうがいい。

聖霊にしてもいい。

わたしにしてもいい。

自分のガイドが誰であれ、そのガイドにしてもいい。

ついでながら、ガイドとは何なのか知らない人々に言っておく。あなたが胎児になった時では、一人のガイドがあなたに任命された。このガイドは完全に目覚めている個人性だ。あなたのためにあなたのそばに立ち、あなたが幻想を見抜くのに役立つために待機している。

これであなたは、独りで遣り通すことを止めてガイドのほうへ手を伸ばす瞬間に、幻想を手放すことができる。

「しかし父よ、物事を自分のやり方で見たい、自分だけでやりたい」などとあなたは意地を張っている。「自分のやり方でやりたい」という独立した行為は放棄されなければならない。




これが自分のハイヤーセルフを含めて自分自身として見なすもの以外のもののほうに手を伸ばすよう、あなたたち一人一人に勧める理由だ。

理由はもう一つある。

ハイヤーセルフのことを少しでも非概念的に理解できる人は、あなたたちの中ではほとんどいないということだ。だから、ハイヤーセルフのほうに手を伸ばすとすれば、それを概念化してしまいがちだ。

どういうふうに概念化するだろうか。

あなたたちはエゴの範囲内の自分を経験しているじゃないか。ならば、ハイヤーセルフを神聖なものと見なしても、エゴの範囲内の自分に基づいたものにするのも仕方がない。

あなたが完全に気付いたかどうかは別として、あなたが今自覚している自分のことは無限ではない。ゆえに自分のハイヤーセルフも同じく無限でないものとして概念化されてしまう。

「そんなことない、ハイヤーセルフを無限なものとしてちゃんと把握できますよ」とあなたは言うだろう。

じゃ、次のことを聞かせてくれ。

自分のハイヤーセルフや隣人のハイヤーセルフ、ポール君《P・タトル氏》のハイヤーセルフ等の中では、特に好ましいのがいるのか。また好ましくないのがいるのか。

これらの人物の中では、コミュニケーションをするのには、誰のハイヤーセルフを選びたくなるのか。

特別に好むのがあるじゃないか。

期待もあるじゃないか。

これは本人について知っていることによって、その人を通してその人のハイヤーセルフとコミュニケーションしたいという結果だ。




そういうわけで、コミュニケーションの相手としては、完全に目覚めたものにしたほうがいい。

なぜ?

完全に目覚めたものに対しては、限度を付けることができない。それ以外は何の先入観も抱かない。このように、概念のせいで一から十まで遮断することなく、何かを受け入れることになる。

では、その質問を聞いてくれてうれしくなった理由を言う。

「ガイドと連絡を取ることは流行遅れになり、ハイヤーセルフとやるのが今のブームだ」といううわさが広がりそうになってきたということだ《1994年現在》。

ところで、ポール君(P・タトル)は、去年、ハイヤーセルフをチャネリングするように頼まれたので試しにやってみた。ところが何かが著しく不足しているということに気付いた。

不足していたのは交友関係だった。

そういうわけで、ハイヤーセルフをチャネリングすることを止めたと言った。

あなたたちは、無知という境地をさまよっている理由は、独立をもたらした行為を取ってしまったということだ。けど、ガイドと付き合うことでは、この独立行為が取り消される。その上、全同胞との無限の付き合いをちょっとだけ味わえることになる。

全同胞というのは、神の家族、すなわち神のすべての子のことだ。

ガイドとの付き合いは、エゴによる本格的な「特別関係」になり得なく、完全に神聖な経験になり得る。ガイドと連絡を取り、交友を経験することには、「本当の自分」を経験しはじめる機会がある。




>この「本当の自分」とは、一般に呼ばれている「ハイヤーセルフ」のことだ。この言い方に置き換えた理由は、「ハイヤーセルフ」のことをもっと正確に伝えるためだ。「本当の自分」は、父の特性と能力以外のものを持とうとしないものだ。そもそも、父の特性と能力は、父の自己表現である「あなた」と呼ばれる者の中に包括されている。

それだけではない。

「本当の自分」は、全同胞から切り離されることがあり得ないものだ。

わたしは地球上の至る所で万人一人一人と同時に話せる。またわたしに呼び掛ければ、誰とも彼とも話せる。今朝、それを考えただけで気が遠くなるという声があった。

言っておくけど、地球上だけではない。全同胞はあなたたちの惑星にいる人々だけではないのだ。あなたも目覚めたら同じになる。途切れることなく、誰とも彼とも同時に心が完全に通い合うのだ。

《前回の質問への言及を飛ばして・・・》

あなたは最終的には、永劫(えいごう)だけでなく、神の無限の自己表現をことごとく包括する空間のようなものになる。何もかもと申し分なく親密にね。

だから今の状態では、自分のハイヤーセルフと連絡を取ろうとすることには問題がある。それは自分に対する、今の限られた見解のままでは、ハイヤーセルフと連絡を取ろうとすれば、同胞と組む経験が飛ばされてしまうということだ。




この経験なしでは、ハイヤーセルフの本当の意味が明かにされない。この夢《=此の世》という幻想の中にある新しい境地に移ることになるが、しかしこれも、依然としてこの夢の中に閉じ込められているままだ。

神に屈すること、すなわち神に屈服することは時代遅れになることはない。言い換えれば、ガイドに屈服することは時代遅れになることはない。ガイド、すなわち完全に目覚めている兄弟または姉妹は、神の遮られていない存在だからだ。

別の方法は絶対にやってこない。

イエス・キリストの引用

(われ)()らでは(たれ)にても父の御許(みもと)にいたる者なし」(ヨハネ伝14:6)というわたしの発言は聖書に記録してある。この発言は、クリスチャン以外の人にとっては、納得がいかない。

しかし...

それを発言した「(われ)」というものは、人格を持つ人ではなく、神の遮られていない存在だった。従って、この聖句の意味は、神のもとにたどり着く唯一の道は、キリストを通していく道だということだ。

あなた自身のキリスト性が理解できないなら、または理解できるが信じないなら、目覚めた個人性があなたと供にいる。この個人性は、言ってみれば、完全にキリスト化されている。

すなわち...

自分のことが神の存在という運動以外の何物でもないということを悟り、天国を自分勝手に歪めようとするのを止めた存在だ。またこの個人性は、あなたが父につながるために、道になってくれる存在だ。

父のもとにたどり着くのには、手段が一つだけだ。それは神以外の存在を要求しないものと組むことだ。なぜなら、組むという行為は、神から分離したという幻覚をもたらした独立行為を取り消すことだからだ。

だから...

(われ)()らでは(たれ)にても父の御許(みもと)にいたる者なし」というのは、現実を言い表しているものだけだ。キリスト教で伝えられている意味とは違う。

父につながるのには、キリスト教に入会する必要はない。

以前にも言ったが、もう一度言う。わたしはキリストだ。でもわたしはキリスト教の会員ではない。

イエス・キリストの引用

キリスト教では、「(われ)と父とは一つなり」《ヨハネ伝10:30》というわたしの発言について教えられている解釈は、討議上決定されたものにすぎない。しかも「(われ)()し者は父を()しなり」《ヨハネ伝14:9》というわたしの発言に対する解釈は間違っている。

というのは...

わたしが当時の弟子たちに教えていたのは、自分たちを見た人が父を見たということだった。今あなたたちに教えているのと同じだ。弟子たちはちゃんと理解していたのだ。

あなたもキリストだ。

あなたは父の表現された存在だからだ。従ってわたしはあなたを見たなら、キリストを見たということになり、父を見たことになる。

(われ)()らでは(たれ)にても父の御許(みもと)にいたる者なし」というわたしの発言は、傲慢でもない。わたしだけに関することでもない。わたしはキリスト教の一員でもないので、キリスト教で教えられている意味で言ったのではないのだ。

この聖句の正しい解釈は、独立行為を取り消す唯一の方法は、その逆の行為をすることだ。すなわち組むことだ。要するに目覚めた個人性を受け入れるということだ。

それだけ。

簡単だろう。すばらしいじゃないか。




バーモント州Lake Morey市
1994年集会の抜粋
チャネラー:P・タトル
英日翻訳者:K・ヤマダ
翻訳文改訂:2011.04.16
英語原文
目次

K・ヤマダ訳
ACIMロゴ
acim.jp
「私はクリスチャンではない」等イエス・キリストの引用
A Course In Miracles
「イエス・キリストは語る」
イエス・キリストからの衝撃的なアドバイス:ハイヤーセルフ